エックスサーバーでOpenPNEをドメイン直下に設定する方法

エックスサーバーでOpenPNEをドメイン直下で設定できたので記録に残す。

目次

OpenPNEとは

大学や企業、ファンクラブなど様々な組織にあわせたサイトを作ることを可能にする『OpenPNE』。

誰でも自由に無償で利用できる、SNSエンジン『OpenPNE』について紹介します

公式サイトより引用

mixiみたいなコミュニティサイトを構築できます。

サーバーとドメインの準備

『OpenPNE』を設置するには、レンタルサーバーとドメインを準備する必要があります。

当サイトはエックスサーバーを使っています。

エックスサーバー

データベースの作成

・データベース名
・DBユーザー名
・DBMSパスワード
・DBホスト名

参考:エックスサーバーマニュアル
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_db_setting.php

OpenPNEの公式サイトから最新版をダウンロード

OpenPNEダウンロードページ

オープンソースのSNSエンジン OpenPNEプロジェクト

フォルダ名の変更

ダウンロードしたzipファイルを解凍する
フォルダ名は、わかりやすいようにリネームしておく。

(例)openpne-OpenPNE3-446b4d0 → openpne

※ダウンロードするzipファイルはバージョンによって異なる

ファイル名の変更

・OpenPNE.yml.sample → OpenPNE.yml
・ProjectConfiguration.class.php.sample → ProjectConfiguration.class.php

OpenPNE.ymlの設定

base_url:http://〇〇〇〇.〇〇〇/

mail_domain:〇〇〇〇.〇〇〇

※〇〇〇〇.〇〇〇の部分を取得したドメインに変更する

サーバーへアップロード

ダウンロードしたフォルダ(openpne)を「public_html」と同じ階層へアップロード

SSH接続ソフトのダウンロード

Tera Term
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/

SSH接続

・TCP port : 22 → 10022 → OK

・User name :〇〇〇〇 ← サーバID
・Passphrase : 〇〇〇〇〇 ← 選択した秘密鍵のパスフレーズ
・Use RSA/DSA…..log in  〇〇.key → OK

参考:エックスサーバーマニュアル

レンタルサーバー「エックスサーバー」のご利用マニュアル|エックスサーバーではSSH接続機能を提供しています。当マニュアルではお客様のサーバーアカウントへSSHで接続するための手順を記載しています。
http://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_ssh_connect_tera.php

コマンド実行

$ cd 〇〇〇〇.〇〇〇 ← 取得したドメイン
$ cd openpne

$ php symfony openpne:install

※〇〇〇〇.〇〇〇の部分を取得したドメインに変更する

Choose DBMS
 mysql

Type database username
 DBユーザー名

Type database password(option)
 DBMSパスワード

Type database hostname
 mysql〇〇〇〇.xserver.jp

Type database port number(option)
 空白の状態でENTER

Type database name
 データベース名

Is it OK to start this task?
 y

※「installer installation is completed!」が表示されればインストール完了

シンボリックリンクの作成

$ cd ../
$ mv public_html public_html.backup  ← バックアップ
$ ln -s openpne/web public_html   ← シンボリックリンク

ログイン

管理者(初期)

https://〇〇〇〇.〇〇〇/pc_backend.php
admin
password ←変更する

※〇〇〇〇.〇〇〇の部分を取得したドメインに変更する

ユーザー(初期)

http://〇〇〇〇.〇〇〇/
sns@example.com ←変更する
password ←変更する

※〇〇〇〇.〇〇〇の部分を取得したドメインに変更する